

こんにちは、あさこです。
このブログでも散々、個人事業主を辞める、廃業、扶養、などなど迷走をしてきた私ですが、一通り考えた末、昨年末から週5日の派遣社員として都内の某社に勤務していました。
これでしばらく私も安泰…と思った矢先、就業先で苦難が続き、自分史上最速で派遣の仕事を辞めてしまいました。
しかも当初の就業予定期間を切り上げて…いわゆる満了前に辞めた、というやつでこれも初めてのことです。
でも、後悔はしていません。今回は、同じように派遣の仕事を「こんなはずじゃなかった…」と辞めたい気持ちのアナタや、真剣にバックレようかと悩んでいるアナタに、私がどのように退職まで派遣会社と交渉をすすめたのか、参考までにお伝えしたいと思います。
スポンサーリンク
今回の派遣の仕事を振り返る
募集内容と私のマッチ度
今回の仕事は、募集の内容に対して私のスキルのマッチ度は60%くらいだったと思います。
でも、自覚があったので応募する前に派遣会社を経由して事前に確認はとりましたよ。
そして「歓迎スキルが必須なら、無理に応募するつもりはない」と伝えていたんですよね~。。
それでも先方が面談までしてくれましたし、ほかの方もいたはずなのに採用してくれたんですよね。
満了前に辞めようと思った理由
そんなわけで一見すると歓迎されて就業したように見えた私が、早々と満了前に辞める決意を固めたわけですが、よく世間で派遣の仕事を満了前に辞める理由として交渉可といわれているのは、
・社内で嫌がらせにあっている
・体調を崩した
この3つですよね。
そして私の場合は、、
全部です、全部!笑
正確には、
「仕事内容が聞いていたものと違って」
↓
もともとマッチ度も低いので思うように精度があがらないことで、
「社内で嫌がらせにあい」、
↓
「体調を崩した」
という流れです。
お陰様で今はもう元気ですけれどね。
辞めようと思った時期
仕事の内容こそ、当初聞いていたものと違うな、とは思いましたが、そんなのは覚えてしまえば大丈夫。
なので、最初の1ヶ月は特になにも疑問に思うことなく勤務していたので、1回目の更新をしました。
が、就業して1ヶ月半ほど経った頃、急に周囲の空気が変わったんですね。
そこから徐々に私への接し方に「嫌がらせ?」と思うようなことが増え、仕事への指摘も言い方がきつくなり、じわじわと追い詰められていきます。
それでもこの頃はまだ全てが仕事絡みの話だったので頑張って改善しようと思ったのですが、
1ヶ月と3週ほど経った頃、仕事とは全く関係無いことを理不尽に指摘され、私は心が折れました。
その日のうちに、派遣会社の担当営業に「次回更新するつもりはありません」とだけ電話で伝え、翌週には「満了まで頑張るつもりだけれど、メンタルがもたなかったらごめんなさい。」とジャブをいれました。
嫌がらせって…?
嫌がらせの内容は割愛しますが、正直相手がどんな気持ちでやっていたのかはわかりません。
もしかしたら、親切のつもりで言ったこともあるかもしれませんし、派遣会社経由で苦情を入れたらご本人からヒアリングされて「そんなつもりは無かった」とかおっしゃるかもしれませんよね。
でも、これは私の個人的見解ですが、いい大人(40代)の方が悪気なく振舞った結果、相手が病んでしまった…なんて事態はもっと問題だと思います。
なので、ぜひとも私個人に対して「辞めさせたい」などの悪意があり、故意でやったと願いたいものです。
そうじゃなければ終わってる、人として。
ですから、余談ですがもしも今、これを読んでいるアナタが職場でつらい目にあっていて「自分が悪いのかな?」と悩んでいるとしたら、
アナタだけが悪いなんてことは絶対にない、と自信を持って伝えたいです。
とはいえ、私も自分のこととなると冷静ではなかったので、
先方が求めるスキルに達していないのがそもそもの原因と決めつけ、自分ばかりを責めていたのですが、
「問題はそこではない」と周囲が教えてくれました。
求めるスキルに達していないからといって、嫌がらせを受ける筋合いは無いんですって、やっぱり。
冷静に考えれば自分なら、そんな状態の同僚が入ってきても嫌がらせなんかしませんもんね。積極的にランチに誘ってフォローできることを探します…。
スポンサーリンク
翌週から派遣会社との交渉
上記の心折れた事件から2週間後、ジャブを入れてから1週間後、私は派遣の営業に満了前に辞めたい旨連絡をいれます。
自分の非は素直に認めつつ交渉することが大事
私は派遣社員なので、辞める云々の相談先は派遣会社の営業です。
しかし派遣会社の営業からすると、取引先の方が私よりも付き合いが長く、今後も付き合って行かなくてはいけない存在です。
なので、私が派遣会社の営業と交渉をするうえで、とても気をつけたのは「全部相手が悪い」ような言い方をしないことです。
先方の悪いところは、営業さんも話せば思い当たることが無いわけではないかもしれませんが、話すとしてもあくまでも下手に、下手に。
私の場合は「私のスキルが先方の求めるレベルに達していないのが根底にあるとは思うのですが‥‥」と言いながら、
冷静に現状として受け入れられない内容を伝え、営業さんが問題点やどう動くことなのがベストで、私がどうしたい(辞めたいw)のか判断出来るように。
感情的に愚痴や悪口をブチまけただけでは、一気に稚拙な印象を持たれ、ただ我儘を言っているだけだと流されてしまいます。
絶対にハッキリ伝えないといけないことは?
とはいえ相手を立てつつも、絶対に伝えるべきことは、うやむやにせずに伝えなければいけません。
私の場合、
・満了まで働くと病みが完了してしまので、満了前に辞められるように先方に交渉してほしい
ことを伝え、さらに私のメンタル結構ギリギリよ…というのを伝えるために
と言いました。
バックレは最終手段ですし、おそらく好き好んでバックレをする人はそうそういないでしょう。
営業さんだって、バックレをやられるよりは、期間を短縮するように交渉する方が楽なはずです。
辞意を伝えても良い体調の変化とは?
ちなみに今回の件、嫌がらせなど環境面の問題は派遣会社の営業さんの胸に留めていただき、表向き私は退職理由は「体調不良」だけになっています。
それをうけて、「体調不良はどのくらいの体調不良なら辞めたいと言っていいのか?」を管理職の友人Aのアドバイスを元にここに記しておきます。
私はてっきり通院が必要なレベルまでメンタルが崩壊してしまわないとギブアップ宣言はしてはいけないのかと思っていたのです。
が、いつの間にか社会は働き方改革が進んでいるのか…
「とにかく兆候があれば、病み切ってしまう前に即対応」というのが現代の健全な企業対応のようです。
友人Aがいうには、社会復帰を早めるためには初動がとても大切ということで、
私の例でいうと
・悲しくないのに涙が出てくる
・最寄り駅に着くと吐き気がする
・原因の社員さんに近づくと動悸がする
などは、すでに黄色信号なので相談の余地ありだそうで「うちの社員ならまずは2週間休むように促すレベル」とのことでした。
また別の友人B(大手社員:派遣を受け入れる側)からも
「その状況を聞いて何も対応しないような就業先なら、企業レベルが低いので即日辞めてよいと思う」と言われ、私は背中を押されました。
どうかご参考に。
結果:当初より1ヶ月早く契約満了
この交渉の結果、派遣の営業さんと(結果的に良い人だった可能性が残る)就業先の担当者の計らいで、私は当初よりも満了日を1ヶ月前倒し、さらに1週間の勤務日数も半分に減らすように契約内容を変更することができました。
派遣会社を通してきちんと手順を踏めば、バックレなんていう汚点を残さなくても、契約期間を短縮することは可能です。
さらに、派遣会社の営業からは最終日にご挨拶の電話をした際には「次にお仕事探す機会には、ぜひまた弊社にご連絡くださいね」と言っていただけました。
たとえそれが社交辞令だとしても。笑
友人談「派遣は5回に1回くらいハズレにあたる」
また、派遣社員として数々の会社を渡ってきた友人によれば「派遣の仕事は5回に1回くらいハズレの会社に当たる」んだそうです。
確かに、私自身今の派遣会社から紹介された仕事は5社目でした。うん、大ハズレ。
かつて私が新卒で入ったブラック企業の記憶が久しぶりに蘇ってきましたもの…。
その間に挟まる職場は、大変なことはあってもイヤな職場ではなかったです。
そんな中、令和の時代にまだまだこんな昭和な体制の会社があるんだな…と今回はかなり勉強になりました…。
自分を守れるのは自分(痛感)
正直、あの職場を辞めたことは後悔していませんが、仕事をやり切りたかった、という気持ちはあります。
でも、仕事内容以前に、やはり職場とその職場の人たちとの相性はとても大事です。
病みそうなのにそのまま働いて精神を病んでしまっても、誰も責任はとってくれません。まして、私は子供がいるので病気にはなってしまっては本末転倒…。
「続けられそうにない」と思う気持ちと、そう思ってしまった自分を受け入れることには少し時間がかかりましたが、今は派遣社員の営業さんに正直に相談して良かったと思います。
友人A曰く
スポンサーリンク