夢の、憧れの、マイホーム♪…なんて言ったら大げさかもしれませんが、住宅を購入するのは人生で何度も経験することではありません。
そのため、引っ越し前は私も、私なりに少し浮かれていました。
しかし、いざ引っ越しをしてから2ヶ月ほど、私は少しブルーになりました。
今思えばこれはきっと「マイホームブルー」というやつだったようです。
戸建てに住むことを楽しみにしていたのになぜそうなったのか、自分なりに分析し、そしてそのマイホームブルーから立ち直った方法も合わせてお話します。
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マイホームブルーを引き起こした原因3つ
①引っ越し前にマンションの友達とお別れ会をした
引っ越しを控えた3日前、私は当時住んでいたマンションで仲の良かった4家族ほどを自宅に招きました。
日頃から、合えば立ち話をしたり、外でランチをすることはありましたが、お互いに忙しい身。
ですから、自宅でゆっくり飲食とおしゃべりをして、とても楽しかったのですがその一方で「私、結構このマンションに根を張っていたんだな~。。この人たちと離れてまた一からご近所づきあいするのかぁ~」となんだかしみじみ…
引っ越しの荷造りをアート引越センターにお願いしていたおかげで、この日まで本当に引っ越していく実感があまり無かったのかもしれません。
少し寂しさのような感情が湧いてしまったんです。
②新居購入と引っ越しにかかったお金を計算してしまった
やらなきゃいいのにね!笑
何を思ったのか、上記のお別れ会のあと、私は今回の新居購入と引っ越しにかかった費用を軽く計算してしまったんです。
無くなった貯金の額とかね。笑


その差額で今回使った額を貯金するのに一体何年かかるんだ…?
あれ?…この選択で合ってたのかな…?

などと、今思えばおそらく多額の借金を背負うこと、これまでの賃貸の引っ越しとは違って後戻りできない恐怖が突然襲ってきたのだと思います。
しかも引っ越し後にも、あれやこれやでドンドンお金が減っていき、 本当にこれで良かったんだろうか…? とどんどん不安になってしまいました。
③新居の不具合に気づいた
内容については後日、別記事で書く予定なのですが、
上記のように、ただでさえネガティブになり始めていたところに、引っ越ししてすぐ、新居の不具合に気が付いてしまいました。
しかも、我が家はリフォームをしていたので、リフォーム前に気が付いていればそれについても直したのに。
さらに我が家が「訳アリ物件」だったが故の「訳」の部分もリフォームで直したはずなのに、

リフォームすれば大丈夫って聞いていたのに、直り切ってなくない?

と、思い始めるとどんどん、ドンドン、ネガティブに…。
なんで気づかなかったのか?
工事の人もどうして教えてくれなかったの?
気づいてない?
などなど、グルグルと余計なことを沢山考え始めました。
④引っ越し後体調を崩した
引っ越しをした2018年の夏は、7月の頭に梅雨が明け、その後も死ぬんじゃないかと思うほど暑かったのです。
今思えば、おそらくその暑さと疲れで体調を崩していただけだったのですが、私は

めまいと吐き気が止まらない…。

と、臥せっていました。
そのうえ思考がかなりネガティブになっていたので

もしや、入居した人は全員不幸が訪れる的な…?

と、もはや被害妄想の域。苦笑
こうなるともう誰も止められません。笑
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どうやってマイホームブルーから立ち直った?
こういう時、夫に不安な思いをぶつけても良いのですが、…というか、実際には私も少しは話しましたが、せっかく家族を思って家を買った夫にしてみれば、買ってすぐにネガティブ発言を連発されるとそりゃあ、いい気はしませんよね。
その空気を察知して、私は自己解決に乗り出したのですが、その解決方法がこちらです。
ネットで住宅購入の失敗談・後悔エピソードをたくさん読む
…は?
てね。笑
自分でも、とてもサイテーなことを言っていると自覚があります。
しかし、サイテーな心構えでも、実際にこの方法が一番効果があり、どんどん冷静になっていきました。
よく世間では「家は、3回目の購入でようやく満足する」と言われる通り、一回目の住宅購入でパーフェクトを目指すなんて虫が良すぎたんです。
そのうえ、これまで賃貸に住んでいた時には(気を遣われていたのか)住宅を購入している友人から失敗談、後悔ポイントなどを聞くことは無かったのですが、
「家を買う」と話した途端、色んな友達が、自分の家の失敗ポイントや後悔していることを話してくれました。
うちなんか比較にならないくらい、高級なマンションに住んでいる友達でも「どうして入居前に気づかなかったんだろう…」と話している。
「自分だけじゃない」、
「意外とみんな家に対して不満を持っている」
これを知ることで、もう一度この家の何を気に入って購入を決めたのか、とても冷静に考えられるようになったのです。
お金さえあれば直せる
あとは、夫から言われたことなのですが、よくよく考えたら集合住宅でもないし、賃貸でもないので、不具合の部分もお金さえあれば直せるんですよね。
お金さえあれば、ね。笑
それに気づいてからは、少し前向きになりました。
そして今、「またお金を貯めて直そう!」と思っていた不具合は…?
すっかりその状態に慣れてしまい、体調も良くなったので「とりあえず、そのままでいっか」と思い始めています。
命を脅かすような不具合ではないですしね。
まとめ
この記事を読みに来てくれているアナタは、住宅を購入したことを後悔しているのでしょうか。
でも、やはり最初から理想通りの、なにも不満がない家を手に入れるのは難しいのかもしれません。
注文住宅で理想通りのはずだったのに、住み始めてから気づくポイントもあります。
もし、当時の私と同じように後悔の真っ只中にいるのならば、上記の私の失敗談も含め、意外とみんな満足していないということをここで伝えるだけで、少しはお力になれるでしょうか?
せっかくご縁があって購入した家、大事に楽しんで過ごしましょう。お互いに。
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